おばばと暮らせば

瀬戸内海海域の中山間部に住む、90歳のおばばと孫の暮らし。おばばの言葉や思い出が面白すぎたので記録取っていくことにしました。

日常36 祖母と孫 その3

 

 

 

 

ここ数年、ずっと右手が痛いと言っていた。

どうも神経系のものだという。

 

1度手術していて、もう一回しないといけないとずっと言われていたらしい。

でも、ずっと断ってきていた。

独りで暮らしていたから、手術するのが不安だったみたい。

 

 

 

今年は私がいるから手術する、というのはなんとなく、会話に何度か出てきていたが、まさかこんな急に決まるものだと思わなかった。

 

 

しかも、タイミングが最悪。

喧嘩の仲直りのタイミングだったので、なんというか、孫のヒットポイントもうなかった……

 

 

 

 

とりあえず、内科的なものではないからあまり心配はしていない。

むしろ、手術後のリハビリで祖母が色々落ち込むんだろうなあと、今から覚悟をしていることは内緒。

 

 

孫は介護ができないから、それはいろんな機関に助けを求めよう。

孫ができるのは、どんな祖母になっても帰ってくること。

孫の性格は変えられないし、祖母の考え方だって変えなくていい。

 

 

ただ、できれば祖母が死にたい場所で死ねますように。

ただ、できることなら、それがこの家でありますように。

 

 

現実はどうなのか知らない。

でも、祈るくらいはいいだろう。

 

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手術は明日。