おばばと暮らせば

瀬戸内海海域の中山間部に住む、90歳のおばばと孫の暮らし。おばばの言葉や思い出が面白すぎたので記録取っていくことにしました。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

日常101 祖母と柿

うちの柿の木、去年は全く実をつけず、 深い緑の葉っぱをつけて、ちょっとお化けのようだった。 柿には、「裏年」という時期があるという。 実をつけない年のこと。 柿の木 かつて、昔、数十年前。 祖母は舅(孫の曽祖父)と一緒に、毎年正月に「成木ぜめ」…

日常100  祖母、卒寿

祝、祖母、卒寿。 90歳になった。 そして、この90歳になって、祖母悟ったらしい。 90歳にして、やっと生きやすくなったという。 庭に植えた桜の葉っぱを、祖母はデイサービスに行く前に必ず履く。 履いても履いても、毎日散らばってわやくちゃになる庭…

日常99 祖母と靴

ご機嫌がいいとき悪いときって 普通にたくさんあると、孫は思っている。 でも、今年の夏。 もしかしたら老化の一つなのかなと、思うことがあった。 例えば、本当に時々だけど、時系列がおかしくなる。 本当に時々ね。 祖母の話すことが、それはいつのことな…

日常98  おばばと庭

祖母、本当は石とか岩とか使った庭園的なもの作りたかったらしい。 祖母、本当は、たくさん木を植えたかったのに、祖父がかたっぱしから引っこ抜いてたらしい。 祖母、来年はみんなで花見したいって、ちょっと机とか用意したい気持ちがあるらしい。 祖母、も…

日常97  おばばと暮らせば、続いてます。

いとこさまに、「10月から再開します」と宣言して、 なんと、20日も経ってしまっていた。 (いとこさま、編集者のようである) 孫、論文を書いてました。 それが雑誌に掲載されるかは、実はまだわからない。 だから、正直「書きました!」とは言い難い。 た…