日常102 祖母の三男とお魚くわえたノラ猫さん
よく、高齢者との話で、昔のことを思い出させたらよくないって聞く。
祖母はまだそこまでボケてないと思うっていうのと、本人が勝手にしゃべる。
それを、孫は密かにメモってる。
今日はそんな昔話の一つ。
祖母、今でこそ田舎に住んで、我が一族の家守りになってるけど、
結構県内を転々と住んでいたみたい。
で、なんと酒どころに住んでいたこともあるらしい。
そこに住んでたときに迎えた、祖母の三男(孫の叔父)の何回目だかの誕生日。
祖母はせっかくだからいい思いをさせてあげたいと、鯛を用意した。
鯛。
丸々一匹用意したのかはわからないけど。
まあ、多分奮発して、叔父にだけ用意してあげたと言っていたから切り身かもしれない。
でも、鯛。
それを、さあいざ準備した瞬間、なんとノラ猫にあっさり持ってかれたらしい。
もう、この時点で孫の脳内某アニメの主題歌しか流れていなかった。
お魚くわけたノラ猫、追っかけて
流石に裸足で駆け出しはしなかったようだけどw
酒造「サ○ケ」の床下に逃げ込まれ、泣く泣く断念したんだって。
今も、このサ○ケさんまだあるらしい!!!!
あのアニメ主題歌は、本当に日常生活だったのかもしれない。
こんな話をしてくるんだもん、昔話、どんどんしてほしいって内心思っちゃう孫である。