おばばと暮らせば

瀬戸内海海域の中山間部に住む、90歳のおばばと孫の暮らし。おばばの言葉や思い出が面白すぎたので記録取っていくことにしました。

日常93 おカラスさんのこと vol.7

 

 

「カラスへのお供えものを作ってほしい」

 

孫の一言に、毎度「この子は何でこんなもんに興味があるんじゃろうか…」

という怪訝な表情をするおばば。

それでも孫は引き下がらない。

 

 

というのも、孫、今結構真面目にガチめに、論文書いてる。

 

 

ブログの更新ができないくらい結構真面目に毎日夜なべしてるw

 

 

 

 

 

 

 

社会人が論文書くって、そりゃあもう、きつい。

何がきついって、後ろ盾がないから、堂々と資料が見られない。

資料を見るってすごく大変なんだ。

資料ってすごく繊細なんだ。何がって中身が。

学生とか、教授とか、研究者って、つまりはそういう公の機関に、

「この人は、やましい気持ちで見てませんよ、研究のためですよ」って

証明してもらってるから、資料が見られる。

 

そう簡単に一般人の孫が見れないようなものがわんさかある。

でも、何とか色々工夫して、見ることができた資料たちを日々整理している。

 

 

 

その中で、孫が唯一自由に「閲覧」できるのが、祖母の記憶だ。

もう、この祖母の記憶がめちゃんこすごい。

本当めっちゃ貴重。

 

何がすごいかは、まあ孫が論文一本、無事に書き上げたらそれを読んでいただきたい。

 

 

 

 

怪訝な表情だった祖母も、作り始めるとノリノリ。

作り方、供え方、用意の仕方、本当に適当だったみたいで、何度も

「そんなん適用よ」

なんて言葉がぽんぽん出てくる。

 

それを、孫は必死に録画録音している。

 

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これ、めっちゃすごいんだよ。

これ、私たちは茹でて白玉にして食べちゃうんだけどねw

 

 

 

これ、すごいんだよ。

もし、団子を生のままで供えるっていう行為を見たことがある人は、ぜひ孫にご一報ください。

 

 

 

 

これ、すごいんだよ…本当にすごい民俗習俗なんですよ。

 

 

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