日常62 祖母とかち栗
春に立ち込めた、臭い臭い栗の木。
秋になり、美味しい美味しい栗の実に。
それもバケツいっぱいに。
まさに、花より団子。(実だけど)
それを、祖母は「かち栗」にするそう。
数日かけて、栗の皮がついたまま炒って、そうして外に干すらしい。
まだあともう一回、炒るらしい。
半分は、孫が職場のお姉さんから渋皮煮の作り方を伺ったので、試してみようかなと思い、一旦冷蔵庫でお休みしてもらう。
かち栗は、「勝つ」と通じることから、縁起物とされていたよう。
祖母の作るかち栗はどんなお味になるのか、孫楽しみである。