おばばと暮らせば

瀬戸内海海域の中山間部に住む、90歳のおばばと孫の暮らし。おばばの言葉や思い出が面白すぎたので記録取っていくことにしました。

日常80 祖母と料理

 

 

料理嫌いな祖母。

 

なんとなんと。

最近、孫の夕飯を作ってくれるようになった。

 

もう、本当に、3ヶ月前の自分に教えてやりたい。

努力は実るぞー

おばばの落ち込みは永遠じゃないぞって。

 

 

今でも、祖母と孫の料理は別々だけれど、

孫がお弁当作るときは、祖母も食べられる柔らかいものや煮物を作っておいておく。

 

 

最近は、祖母までそれをやってくれるようになった。

今日は、昨夜の魚が美味しかったとのことで、少し余らせてちらし寿司に。

 

 

ちょっと前には、今年の残念な出来のジャガイモたちを使ってポテトサラダ。

 

 

そして毎回、必ずと言っていいほど「口に合わんかもしれんけど」って

ちょっと一歩引いた言葉を添えている。

 

 

料理が苦手な人独特の、ちょっと自信なさげな言葉と、

孫が食べるかもしれないっていう思いつきから、孫用にも分けておいてくれた器。

 

その自信なさげな言葉と思いつきが、なんだか祖母が表現する優しさなのかもしれないと、

思いながら食べる、初冬の夕飯。

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ポテトサラダと菜っ葉たち。